-紅型の色とりどりのお花のように、1人1人の個性を育む住まい-
赤い三角屋根に白の外壁とキャロット色のアクセント壁、そしてグリーンの玄関扉。
玄関ホールの正面には紅型の飾りと、お気に入りの照明がお出迎え。
アーチの壁を抜けると、LDKプラス小上がりの和室。
階段下は、お気にいりの壁紙で造るお子さんの秘密部屋。
どの場所にもテーマを持った家づくりがスタートします。
<完成>
ご契約までのお打合せ
おそらく、沖縄県全ての木造住宅を見てきたのではないか?
というぐらい、見学会へ足を運び知識を持ったご夫婦。
燃え上がる意欲が目に見える、と思ったのがつい最近のようです。
住まいづくりセミナーへご参加頂き、プレウォール工法についてご納得。
その後、構造見学会もご覧頂き、また納得。
完成した建物はみなキレイで、素敵なので、
建物の大きさ、設備、仕様に目がいきがちですが、
構造見学会は、建物の強さ・性能が一目でわかります。
人間でいうと、骨と筋肉が丈夫かどうか。
洋服やお化粧は、家でいうと内装のインテリア。
Y様の決め手はプレウォール工法、あとはどんな暮らしをしたいか、ですね。
その前に土地を視察。久しぶりの区画整理地、いつの間にか住宅が建ち並んでいます。
今や木造住宅の割合が多いのでは?と思うほど。
県外の新興住宅地のような街並みです。
土地は道路からの高低差がないか、上下水道が通っているか、境界ポイントがあるか、
これら全て、建築費用に関わる大事なポイントです。
近くには歩いて行ける海も公園もあり、子育て環境には最高です。
今年は「ステイホーム」と家で過ごす時間がふえ、「在宅ワーク」という
家に新しいスタイルが増えました。
Y様も衣食住+職のある住まい。でも、仕事とプライベートは分けたいですね。
ご夫婦での仕事時間差、お子さんとの過ごし方、家族での過ごし方。
色々な方向性から住まいを検証します。
間取りができると、平面だけでは中々イメージがわかりずらいので
模型作成へと進みます。
階段下の秘密基地。「ご飯できたよ!出ておいで」とお母さんに呼ばれて顔を出す。なんてことや。
ご主人の小上がりワークスペース。アーチ壁があることで、ちょっと籠り感があったり。
カウンター下は足が伸ばせるようにできたり、本棚が上にあったら便利だなとか。
水廻りの動線、収納の確認ができたり。
平面と立面を組み合わせて立体にすると、
作っていても楽しく、暮らしが膨らみます。
LDKを中心とし、水廻りと在宅ワークスペースを離して、
プライベート空間を気にせず使えて、仕事・作業にも集中できるように。
そして、外観は三角屋根が特徴的です。
そしてご契約へ。色とりどりのお花のように、カラフルで可愛い住まい実現へ。
ここからはスピードアップで進みます!
間取りを決め、設備を決め、いざ建築確認の申請へ。
そして地鎮祭・やり方立会の日を迎えます。
秋晴れとはまさにこの日のこと。気持ちの良い地鎮祭日和です.
敷地内に縄をはり、建物の配置、お隣さんとの境界、駐車場スペースを確認します。
駐車場スペースはゆとりをもって。
さあ、年度末へ向けて工事が進みます!
2020/12/8
基礎工事がスタートです。
防蟻処理をした後に防湿シートを貼り。
基礎底盤のコンクリート打設。
基礎底盤ができると、基礎立ち上がりのコンクリート打設です。
コンクリート基礎ができると、上下水道設備の配管工事へと進みます。
2020/12/15
基礎型枠がはずれました。
いよいよ建て方へと進んで行きます。
2020/12/21~12/25
土台からスタートです。
コンクリート基礎とヒノキ土台の間には、基礎パッキンをいれます。
床下は風通りをよくすることで、湿気がこもらず、シロアリ防止にもなります。
土台はヒノキ。ヒノキの香りは防蟻になります。
穴が空いているのは、シロアリ防蟻のホウ酸が、しっかり染み込むようにするための工夫の一つです。
そして床下断熱。冬の床冷えを防いでくれます。
暖房機器が重視されていない沖縄は、床断熱されている造りは少ないです。
床冷えは体調不良のもと。
その上に床剛板を貼ります。
建物はタテ・ヨコ・斜めと様々な所に重力がかかります。
床剛板は、水平力に対しての歪みを抑える役目もあります。
そして、オレンジのシートで覆われたプレウォールパネル。
富山県から海を渡ってきました。
柱にはJAS規格認定のシールがあります。
化学物質ホルムアルデヒドを抑えた人体に影響はないという印の★★★★、
産地が印され安心感が違います。
建て方1日目。
柱を建て、プレウォールパネルを挟み込んで行きます。
柱間で挟まれたプレウォールパネルを更に、
梁・柱を金物ドリフトピンで留めていきます。
壁倍率2倍と記載された箇所に気づく方は、木造の知識はバッチリです。
大空間を造れるポイントの一つとして、壁強度をアップさせます。
また、梁を太くしたりと、木造の造りには工夫が沢山あります。
建て方2日目。
2階屋根まであげて上棟です。
基礎ができ、土台から上棟まで4日間。
構造と断熱材の施工が同時にできるのがプレウォール工法のメリットの一つ。
お客様にとっても、大工さんにとってもメリットが大きい造りです。
2020/12/27
今年最後の現場お打合せです。
基礎の時には小さく見えたのに、いざ建て方が終わると大きく見える。
図面ではわからない空間の広がりは、建て方時の楽しみでもあります。
屋根断熱材も綺麗に入っています。
黒のテープは気密性を高めるためのテープです。
パネル間の隙間をなくすことで、気密性を高めます。
気密を高めると何が良いのかというと、寒暖差が少ない、音漏れが少ない。
夏場はエアコン効率がよく、省エネにもなり、
冬場は隙間風なく暖かく過ごせます。
これから先、30年以上は暮らすであろう住まいの環境は、
家の造り次第です。
長く健康で、気持ちよく暮らして頂きたい、だからこそのプレウォール工法です。
2021/1/14
年明けて、外部・内部工事が進みます。
赤い屋根が青空に映えます。
電気配線が張り巡らされ、内部間仕切り壁も造られていきます。
2021/1/19-25
外壁工事が進みます。赤い三角屋根に、白のタイル調の外壁、
玄関回りは石目調のキャロットオレンジ色の外壁の2種類を貼り分けます。
同時に内部は間仕切り壁、電気配線、給排水工事が進みます。
ホームシアターの配線を念入りにチェック。
ユニットバスが設置され、2階の洗面台へとつなぐ給水パイプが
壁の中に配列されています。
細かな部分を確認し、造り込んでいく。
大工職人の技術力が光る時期です。
2021/2/9-25 内部の石膏ボードが進むと現場はスッキリしてきます。 階段上の吹抜け、日中は光が廊下まで届きます。 各部屋も仕上がりつつ、収納棚もできてきました。 1階の小上がり和室。アーチ壁の調整中です。 綺麗なカーブからの垂直にどう繋がるか、ここが腕の見せ所。 階段もできて2階へと昇り降りが楽々です。 一部壁に段差をつけて、小物置きのスペースになります。 内装の石膏ボードが終わると、壁紙工事へとうつります。 壁紙を貼る前には、下地処理が大事。 アーチ壁はどうなったかというと。 綺麗な弧を描いています。 ベニヤ板を曲げながら、丁寧にしあげていくアーチ壁。 2021/3/5 そして壁紙が貼られていくと、、可愛いかまくらのような籠り感のある和室に。 初登場、ウッドワンのメイプルL型キッチン。 白の人大カウンターに換気扇、こだわった水栓、そしてピンクのモザイクタイルが可愛らしさ倍増です。 玄関ポーチにはステンドグラス風の照明器具がつきました。 中も外も同時進行で進んで行きます。 2021/3/12 壁紙が仕上がり、電気がつきました! そして、杉の無垢床がお披露目です。 クリーニングも終わり、これから床塗装「いろは」を塗ります。 キッチン・ダイニング・リビング・小上がり和室とのびのび一直線。 アーチ壁の小上がり和室。下部に収納ができています。 カウンターの上には可動式の本棚。 沢山の本を載せてもたわむことがないよう、頑丈な棚板にしました。 2階の廊下にも本棚コーナーをつくり、好きな本を手に取れるようにしています。 好きな本をもって、階段下の秘密基地へ。 ハート柄とお花柄が可愛らしく、奥まで広く、ここで寝てしまうかも?とのこと。 子供たちが喜びそうな壁紙は、、 トイレで楽しむことができます。狭い空間だからこそ楽しく! グリーンの玄関ドアも見えてきて、 玄関照明に明かりが灯り お引渡しの日が近づいてきました。 2021/3/24 完了検査も終えて、あとはお披露目の日を待つのみです。