国指定重要文化財「中村家」。
18世紀中ごろに造られたと伝えられているそうで、
1番座・2番座、遊庭、石垣やひんぷん、
沖縄の気候風土と風習が、とてもわかりやすい建物です。
木造住宅で3世紀、約300年。
戦火を逃れた運、住む人が大切に手入れされたこと、
重要文化財としての価値をみとめられたこと、
色々な機会があわさって、この建物を見ることができた奇跡。
これから家づくりを考える際には、沖縄古来の建物に触れて見ること、
おススメです。(ただ今、休館中なので自粛明けにぜひ)
強い日射しを遮り、涼しい木陰をつくりつつ、
どこの場所からも外との繋がりを楽しめる工夫。
障子の開きがあるなんて、思いもよらなかったのですが、
これはいつからあったのだろうか。
台所もすごくオープン。
道具を吊り下げたりと今に繋がるところもあったり、なかったり。
ここでどんな暮らししていたのかな?と思いをはせたり、
今の自分だったらどう暮らすかな?はたして暮らしていけるのか?と考えてみたり。
自粛明けに、もう一度行ってみようかと思う場所の一つです。