インフルエンザ対策は環境から

木の調湿性・断熱性は、人が生活しやすい環境を整えることにも役立っています。
たとえば、近年の報告では
「木造校舎は鉄筋コンクリート造の校舎に比べ学級閉鎖の割合が約1/2である」
という調査結果もあり、木造校舎の学校ではインフルエンザによる学級閉鎖が
少ないと言われています。

木の精油には、ダニ、カビ、細菌類の増殖を抑える効果があり、
たとえば、ヒバや檜の精油成分であるヒノキチオールは、100~1000ppmの濃度でカビ類、
ブドウ球菌、大腸菌といった細菌類の増殖を抑制。
ヒバ、檜、ベイヒバ、ベイスギ、赤松などはアレルギーや喘息の原因となるダニの増殖も抑えます。
木のもつ調湿作用によって結露やカビも防止でき、空気をきれいに、快適に保つことが出来るのです。