梅雨も半ば、あと半月後には台風シーズン。
台風銀座と言われる沖縄ですが、
ここ最近は直撃が少なくなった分、安心でもあり、不安でもあります。
コンクリート住宅が多いのも台風対策のため。
60代以上の親御さんから「木造は台風大丈夫なの?」というご質問はごもっともです。
台風となれば、大雨・暴風の猛威が1日中続きます。
強固な家は基礎から。ベタ基礎にすることで、建物を面で支えて荷重を分散さるので
揺れに対して強くなります。
基礎と建物土台、柱を繋げるのはHSS金物。
突風で柱が抜けないようしっかり固定されます。
さらに、ドリフトピンを打ちこむことで、連結がより強くなり、
台風時の吹上に耐えることができます。
そして、柱と柱の間にプレウォールパネルをサンドイッチ。
釘穴は揺れるほど広がっていきます。
プレウォール工法は、パネルが柱間に入ることで、繰り返す揺れに対して
釘によるダメージの影響を軽減します。
断熱材は外側に。湿気に強いフェノールフォーム。
構造用パネルと一体になっているので、気密性を高めてくれます。
がっちり組まれて上棟します。木肌が一番見える時でもあります。
屋根断熱・床断熱・壁も断熱、建物全体が外断熱。
高温多湿の沖縄、風通りのよさばかりが考えられますが、
「気密性」が高いほど家全体の冷房のききもよく、
1年で一番、風邪やインフルエンザが流行る1・2月に
気密性が低いと隙間風が吹いたり、床が冷たかったりという悩みも解消です。
繰り返す揺れに強いプレウォール工法・HSS金物、
高温多湿の沖縄で快適に過ごせる、外断熱のフェノールフォーム。
コンクリート造も鉄骨造も経験してきたからこそ、
自信をもってお客様にご提案できる「木造住宅」です。