見た目以上に強い木造

木造というと構造的にコンクリートより劣るイメージがありますか?
固い=頑丈というわけではありません。
強度を比重で割ったもの(つまり重さあたりの強さ)を「比強度」といいますが、
比強度が大きいほど軽くて強い材料になります。

比強度で比較すると、木材はコンクリートの約225倍、鉄の約4.4倍の引張り強度を持っています。
圧縮強度では、コンクリートの約9.5倍、鉄の約2.1倍、
曲げ強度では、コンクリートの約400倍、鉄の約15.3倍となり、
木材は軽くて強い性質をもつということがわかります。

地震によって建物が受ける振動エネルギーは、建物の重さに比例して大きくなるため、
重いコンクリートや鉄骨構造の建物に比べると軽い木材でできている木造住宅は、
受ける地震エネルギーがそれだけ少なく、
木材は地震に対して有効な軽い家を建てることができる素材といえます。

ただの見た目判断で決めてしまうのは勿体ないなと思います。