木造住宅を勉強するならとお勧めされた
京都の「聴竹居(ちょうちくきょ)」。
日本を代表する建築の重要文化財です。
ご興味のある方はHPをご覧ください⇒「聴竹居」
1928年、建築家・藤井厚二氏の自邸として建築。
おおよそ95年の歳月が経過。
よく「木造住宅は何年もちますか?」と質問ありますが、
住む方次第というか、お手入れ次第というか(重要文化財ですから)。
大切に扱えば「長く持つ」は、どんなモノにも共通して言えることかと。
内部は和洋折衷。和のテイストに、洋の椅子のスタイルが馴染んで、
今のモデルハウスの先駆けのようです。
庭の景色が、上下摺りガラスで上手く切り抜いてて、
家の角に柱がなく、ガラス付き合わせな箇所があるのも驚きで、
一段上がったダイニングは、光の差し込み片に特別感があり、
家族での食事の時間を大切にしてたのかなと。
あちらこちら、目をグルグル見まわして見てたはずなのに、
写真が少ないのが悔やまれるキッチン。
四季のある日本、感性は自然と共に培ってきたのかな?
時代の変化を、どう暮らしに反映させたのかな?
今の現代に、繋がるヒントが見つかるかな?
などなど、見てきたものを次へ活かせる仕事へ、
アウトプットも、大切にしていきたいと思うこの頃です。