背中を見て育つ

「お父さん」「パパ」「おとー」「父ちゃん」
子供の成長過程で色々な呼称がありますね。
ちなみに、うちではいつ頃からか昭和1桁の父を
愛嬌を込めて「名前」呼びです。

共働き夫婦が当たり前のご時世、「育メン」という呼称が出てくるのですから
家事・育児はお互い様という考え方も段々浸透して、
その姿を見て育つ子へと引き継がれていくのかなと。

最近のドラマ『きのう何食べた?』で、
男性が黒いエプロンをし、簡単手軽な料理を楽しそうに作る姿、
「料理しなきゃ」という気負いが感じられず、観ていてほのぼのします。
キッチンもこうしなきゃ、あーしなきゃという型にとらわれず、
使う方が気持ちよく使って頂くキッチン、が1番だなと。

昭和の父ですから、キッチンに立つことなどほぼほぼなく、
唯一、家族全員集まった時に「ヒラヤーチー」を作ってくれ、
これ以上食べれません、というぐらい大量に焼き続けます。
愛情表現は言葉でなく、食べ物で。
という姿を見て育ったせいか、お客様の子供たちにお菓子を
大量与えてしてしまうところが自身に引継がれたようです。
父に感謝。