県立美術館で開催しているジブリ展、
駆け足で見学してきました。
入ってすぐ目に飛び込むのは、
アニメの世界からそのままでてきたかのような空飛ぶ飛行船。
まるで、船の中で誰かが漕いでいるような優雅さ。
沖縄版トトロがお出迎えし、等身大トトロが中で待ち構え、
猫バスやポニョや様々なキャラクターに出会えて、
ジブリワールドが堪能できました。
物語ができるまでの制作者の想いや考えの背景を知る事ができ、
オーダー頂いた「キキの家」を改めて考えると、
家のデザインだけでなく、暮らし方も「キキの家」でなきゃいかんなぁと。
好きな映画やアニメ、物語は、その方の一部なんだと。
みなと同じでない「自分たちらしさのある家」にしたいという所からスタートした
「キキの家」は道路から見える場にもこだわります。
学校帰りの子どもたちが、「あそこが僕の家」と指さして、
庭にいるお母さんの姿を見かけて坂道を走っていく。
アニメのワンシーンのような、お施主様の物語がはじまる住まいとなりそうです。
いつの間にか、
家はこうでなくちゃの枠にとらわれているのは、作り手かもしれないなぁと
ジブリ展のパンフレット読みながら、初心忘れずべからずです。