今帰仁村にある中央公民館。
沖縄の建築の中でも、圧倒的ではないかと。
年月と共にその存在は、益々映えます。
公民館が建てられたのは昭和50年(1975)。
ほぼ同級生という建物に、親近感を感じてしまいます。
建築を手がけたのは象 設計集団+アトリエ・モビル。
名護市役所で有名ですね。
赤い柱がとても特徴的で、沖縄らしさもありつつ、異国情緒たっぷり。
内部見学すると、コンクリートの梁が圧巻です。
昭和の建物は自由だなと。
戦後、外人住宅をはじめ、
強度ある建物として広まったとされるコンクリート住宅。
カタチを変え、郷土に根差した建物として健在している建物もあれば、
取り壊され新しいカタチに生まれ変わる建物も。
できることなら、一度建てた建物は、長く維持できればと思うのですが、
維持=コストへと直結するのも何だかなと。
建てるもお金、壊すもお金。
「住み継ぐ家。繋ぐ家。」として、
次世代木造住宅が、その役割を担っていけたらと。
ちなみに、となりの共同売店、地元食材や植栽、
地元のお母さん手作り小物もあるので、おススメです。