地鎮祭

秋晴れのもと、地鎮祭を行いました。

地鎮祭を行うタイミングは、
住宅の契約も終わり、確認申請がおり、いよいよ着工!という時に、
土地の神様へ
「これから家を建てます。土地に入ります。」とお知らせすることと、
大切なのは、
「工事の安全、無事故、これからこの地で暮らすご家族の健康と幸せ」祈願です。

地を鎮める、家を建てるのはおめでたいことなので紅白幕。
住職の着物も黒ではなく、紫。お祝いなんですね。

お供えものは、お塩、お米、お酒、お水、海の幸、山の幸。
土地の周りに、お塩、お米、お酒、お水でお清め。

東西南北の神様へ、家族の健康を祈願します。

式が始まり、参加者全員、お焼香をします。

式が終わると、住職から地鎮祭、海の幸、山の幸の意味を教えて頂けます。
「何世代も何世代も以前のご先祖様、誰か一人でもいなかったら、
今日のこの日を迎えることができなかった」
何度聴いても「なるほどな」と、ご先祖様へ感謝感謝です。

大根は「大地に根をはる」しっかりした家ができますように。
人参は「人が参る」人が楽しく集まる家になりますように。
白菜は「百財」と言われるそうで、財が成すように。
それぞれの野菜に願いを込めて。

最後は「鍬入れ」。砂山に関心が高まる子供達。
「よいしょー、よいしょー、よいしょー」の掛け声で、
工事着工の儀となります。
一つの節目が無事に完了すると、ほっと一安心と同時に、
安全第一に工事を進める、気持ちが引き締まります。