年末の大掃除を終えて思う事
「今年こそはスッキリ暮らそう」です。
そしてお正月、実家へ帰って思ったこと。
「モノが隠れている」ことで、
同じものが何個も、違った場所から出てくる出てくる。
恐ろしや。
原因は、あちらこちらに良かれと思って作った収納スペースが、
扉付きにしたことで、中が見えなくなってしまい、
同じものが増えていく負のループ。
「日常使うもの」
「たまに使うもの」
「1年に1回使うもの」
わかってはいても、そう上手くいかないものです。
なので、これから住まいづくりをお考えのお客様、
特に高齢のご両親と一緒にお住まいをお考えの方。
自分に合った「見える収納」おススメします。
1番ながく居る場所に、オープン収納1ケ所。
ここに、必要なものを集約する。
「見える」というのが大事です。
・年齢を重ねると「お薬」は常備です。だからこそ、見える化が大事。
・血圧計、爪切り、綿棒などなど
・メモ用紙、筆記用具(ペン・はさみ類)
・乾電池、紐類
・取り扱い説明書
などなど、まとめるだけで、だいぶ助かります。
・旅行のお土産、頂いたプレゼントもまとめてディスプレイ
アルバムなどもあると、家族・親戚が集まった時の話題にできてよいかもと。
毎日使う食器も見える、手が届くように。
飾って楽しむ食器も、
来客時だけなんてもったいない。
旅行のお土産で買った思い出や、プレゼントを思い出しつつ
日常使いで楽しんで頂けたらと。
パントリーもオープン。
賞味期限がわかりやすく、ある分で何とかしように意識していきます。
水廻りの収納もオープン。
プライベート空間なら、扉は付けないほうが片付けも、管理も一目瞭然。
「見えるのが嫌だ」と隠す気持ちもよくわかります。
見えなくてキレイな状態は一時的な安心感。
10年たつと何が何だか。
あとは「見せ方」を考える。
どう置いたら、自分がわかりやすく、気持ち良いか。です。
私の母はあまのじゃく。
「ごちゃごちゃして嫌だ」と言っていたはずなのに、
「スッキリしすぎて寂しい」と壁にあれこれ飾りだし。
隠さないだけ良いかと。
まだまだある開かずの収納スペース。
今年は実家の片付けから、未来の家づくりヒントが貰えそうです。