真鍮という素材

住宅建材が見られるトータルリビングショー。
そこで面白いものを見つけたので、ちょっとご紹介。
真鍮(しんちゅう)。
中々聴きなれない言葉ですが、アンティークな風合いと
変化を楽しめる素材です。

素材は銅と亜鉛の合金。身近なところでは5円硬貨に使われています。
トイレットペーパーホルダーの写真、左が初期の頃。
年月をえて右の真っ黒に変化していくそうです。
その間、磨くとまた輝きを戻します。

何十年も待てないよ、という方には焼き付け塗装されてものもあるそうです。

船の照明としてうまれたマリンランプ、最近よく見かけますね。
部屋全体を明るくするという役目よりも
ほんのり和かな光と暖かさに安らぎが得られます。
メンテナンスフリーが良しとされるこのご時世ですが、
家と共に風合いが増し、家族と共に過ごした時間を真鍮が刻み込んでいくのも
また一つ楽しいことかもしれません。